第10巻2285番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2285番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2285番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄花) |
原文 | 秋芽子之 花野乃為酢寸 穂庭不出 吾戀度 隠嬬波母 |
訓読 | 秋萩の花野のすすき穂には出でず我が恋ひわたる隠り妻はも |
かな | あきはぎの はなののすすき ほにはいでず あがこひわたる こもりづまはも |
英語(ローマ字) | AKIHAGINO HANANONOSUSUKI HONIHAIDEZU AGAKOHIWATARU KOMORIDUMAHAMO |
訳 | 萩の花が咲く野、その花に隠れているススキ。そのススキのように人目につかないようにしてくれている、恋しい恋しい私の彼女よ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 秋相聞、植物、恋情、秘密 |