第10巻2268番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2268番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2268番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄鹿) |
| 原文 | 左小<壮>鹿之 小野<之>草伏 灼然 吾不問尓 人乃知良久 |
| 訓読 | さを鹿の小野の草伏いちしろく我がとはなくに人の知れらく |
| かな | さをしかの をののくさぶし いちしろく わがとはなくに ひとのしれらく |
| 英語(ローマ字) | SAWOSHIKANO WONONOKUSABUSHI ICHISHIROKU WAGATOHANAKUNI HITONOSHIRERAKU |
| 訳 | 牡鹿が伏せっていた小野の草にははっきりとその跡が残っている。そんな風にはっきり彼女に迫ったことはないのに、いつのまにか人が知るところになってしまった。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 牡 壮 [定本] / <> 之 [類][紀] |
| 用語 | 秋相聞、動物、秘密 |