第10巻2134番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2134番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2134番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (詠鴈) |
原文 | 葦邊在 荻之葉左夜藝 秋風之 吹来苗丹 鴈鳴渡 [一云 秋風尓 鴈音所聞 今四来霜] |
訓読 | 葦辺なる荻の葉さやぎ秋風の吹き来るなへに雁鳴き渡る [一云 秋風に雁が音聞こゆ今し来らしも] |
かな | あしへなる をぎのはさやぎ あきかぜの ふきくるなへに かりなきわたる [あきかぜに かりがねきこゆ いましくらしも] |
英語(ローマ字) | ASHIHENARU WOGINOHASAYAGI AKIKAZENO FUKIKURUNAHENI KARINAKIWATARU [AKIKAZENI KARIGANEKIKOYU IMASHIKURASHIMO] |
訳 | 葦辺に生える荻の葉がざわつき、秋風が吹き寄せてきた。折しも雁が鳴きながら空を渡っていった。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、植物、動物、異伝 |