第9巻1692番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1692番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1692番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | 紀伊國作歌二首 |
| 原文 | 吾戀 妹相佐受 玉浦丹 衣片敷 一鴨将寐 |
| 訓読 | 我が恋ふる妹は逢はさず玉の浦に衣片敷き独りかも寝む |
| かな | あがこふる いもはあはさず たまのうらに ころもかたしき ひとりかもねむ |
| 英語(ローマ字) | AGAKOFURU IMOHAAHASAZU TAMANOURANI KOROMOKATASHIKI HITORIKAMONEMU |
| 訳 | 私が思いを寄せるあの子は逢ってくれようとしない。やむなく、玉の浦で着物をふとんがわりにしてひとり寝するしかない。 |
| 左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
| 校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
| 用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、和歌山、羈旅、非略体、地名、望郷 |

