第8巻1655番歌はこちらにまとめました。
第8巻 1655番歌
巻 | 第8巻 |
歌番号 | 1655番歌 |
作者 | 三国人足 |
題詞 | 三國真人人足歌一首 |
原文 | 高山之 菅葉之努藝 零雪之 消跡可曰毛 戀乃繁鶏鳩 |
訓読 | 高山の菅の葉しのぎ降る雪の消ぬと言ふべくも恋の繁けく |
かな | たかやまの すがのはしのぎ ふるゆきの けぬといふべくも こひのしげけく |
英語(ローマ字) | TAKAYAMANO SUGANOHASHINOGI FURUYUKINO KENUTOIFUBEKUMO KOHINOSHIGEKEKU |
訳 | 高山の菅の葉を押し伏せて降り積もった雪も(やがて消えると言うが)実際はなかなか消えないように、恋しさは激しくなる一方です。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 冬相聞、作者:三国人足、恋情、植物 |