万葉集 第8巻 1598番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第8巻 1598番歌

第8巻
歌番号1598番歌
作者大伴家持
題詞(大伴宿祢家持秋歌三首)
原文棹<壮>鹿之 朝立野邊乃 秋芽子尓 玉跡見左右 置有白露
訓読さを鹿の朝立つ野辺の秋萩に玉と見るまで置ける白露
かなさをしかの あさたつのへの あきはぎに たまとみるまで おけるしらつゆ
英語(ローマ字)SAWOSHIKANO ASATATSUNOHENO AKIHAGINI TAMATOMIRUMADE OKERUSHIRATSUYU
朝、牡鹿が野辺の秋萩のそばにやってきて立っている。その萩に白玉(真珠)とみまごうばかりに美しい白露がぴっしり付いていた。
左注(右天平十五年癸未秋八月見物色作)
校異牡 壮 [紀]
用語秋雑歌、作者:大伴家持、天平15年8月、年紀、動物、植物