万葉集 第8巻 1592番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第8巻1592番歌はこちらにまとめました。

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第8巻 1592番歌

第8巻
歌番号1592番歌
作者坂上郎女
題詞大伴坂上郎女竹田庄作歌二首
原文然不有 五百代小田乎 苅乱 田蘆尓居者 京師所念
訓読しかとあらぬ五百代小田を刈り乱り田廬に居れば都し思ほゆ
かなしかとあらぬ いほしろをだを かりみだり たぶせにをれば みやこしおもほゆ
英語(ローマ字)SHIKATOARANU IHOSHIROWODAWO KARIMIDARI TABUSENIWOREBA MIYAKOSHIOMOHOYU
3600坪ほどのわずかばかりの小田を慣れない手つきで乱雑に刈り取りながら仮小屋にいると、都にいた頃のことが思い出される。
左注(右天平十一年己卯秋九月作)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語秋雑歌、作者:坂上郎女、奈良県、桜井市、望郷、天平11年9月、年紀、地名