第7巻1191番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1191番歌
巻 | 第7巻 |
歌番号 | 1191番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (覊旅作) |
原文 | 妹門 出入乃河之 瀬速見 吾馬爪衝 家思良下 |
訓読 | 妹が門出入の川の瀬を早み我が馬つまづく家思ふらしも |
かな | いもがかど いでいりのかはの せをはやみ あがうまつまづく いへもふらしも |
英語(ローマ字) | IMOGAKADO IDEIRINOKAHANO SEWOHAYAMI AGAUMATSUMADUKU IHEMOFURASHIMO |
訳 | 門に潮が出入りする浜辺の彼女の家が目前に迫ってきた。流れの早い瀬にさしかかり急ぐ馬もけつまづいた。馬も私と同様早く家人にまみえたいと思っているのだろうか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 雑歌、羈旅、望郷、地名、枕詞 |