第6巻958番歌はこちらにまとめました。
第6巻 958番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 958番歌 |
作者 | 小野老 |
題詞 | (冬十一月大宰官人等奉拜香椎廟訖退歸之時馬駐于香椎浦各述作懐歌)大貳小野老朝臣歌一首 |
原文 | 時風 應吹成奴 香椎滷 潮干b尓 玉藻苅而名 |
訓読 | 時つ風吹くべくなりぬ香椎潟潮干の浦に玉藻刈りてな |
かな | ときつかぜ ふくべくなりぬ かしひがた しほひのうらに たまもかりてな |
英語(ローマ字) | TOKITSUKAZE FUKUBEKUNARINU KASHIHIGATA SHIHOHINOURANI TAMAMOKARITENA |
訳 | 満潮時の風が吹く時刻が近づいてきた。香椎潟に潮が引いている内に玉藻を刈り終えてしまおう。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:小野老、福岡、香椎、太宰府、地名、植物、神亀5年11月、年紀 |