第6巻910番歌はこちらにまとめました。
第6巻 910番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 910番歌 |
作者 | 笠金村 |
題詞 | (雑歌 / 養老七年癸亥夏五月幸于芳野離宮時笠朝臣金村作歌一首[并短歌])或本反<歌>曰 |
原文 | 神柄加 見欲賀藍 三吉野乃 瀧<乃>河内者 雖見不飽鴨 |
訓読 | 神からか見が欲しからむみ吉野の滝の河内は見れど飽かぬかも |
かな | かむからか みがほしからむ みよしのの たきのかふちは みれどあかぬかも |
英語(ローマ字) | KAMUKARAKA MIGAHOSHIKARAMU MIYOSHINONO TAKINOKAFUCHIHA MIREDOAKANUKAMO |
訳 | 神々しいからであろうか。つい吸い込まれるようにのぞき込みたくなる。吉野の滝の、河内(滝壺)は。いつまで見てても見飽きない。 |
左注 | – |
校異 | 謌歌 歌 [西(訂正)] / <> 乃 [元][金][類][紀] |
用語 | 雑歌、作者:笠金村、吉野、行幸、従駕、宮廷讃美、離宮、養老7年5月、年紀、或本歌、異伝、地名 |