万葉集 第5巻 898番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第5巻898番歌はこちらにまとめました。

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第5巻 898番歌

第5巻
歌番号898番歌
作者作者不詳
題詞(老身重病經年辛苦及思兒等歌七首 [長一首短六首])反歌
原文奈具佐牟留 心波奈之尓 雲隠 鳴徃鳥乃 祢能尾志奈可由
訓読慰むる心はなしに雲隠り鳴き行く鳥の音のみし泣かゆ
かななぐさむる こころはなしに くもがくり なきゆくとりの ねのみしなかゆ
英語(ローマ字)NAGUSAMURU KOKOROHANASHINI KUMOGAKURI NAKIYUKUTORINO NENOMISHINAKAYU
心を慰めようもなく、雲に見え隠れしながら飛んでいく鳥のように泣けてきて仕方がない。
左注(天平五年六月丙申朔三日戊戌作)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語作者:山上憶良、仏教、儒教、老、嘆き、子供、天平5年6月3日、年紀