万葉集 第5巻 873番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第5巻873番歌はこちらにまとめました。

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第5巻 873番歌

第5巻
歌番号873番歌
作者作者不詳
題詞(大伴佐提比古郎子 特被朝命奉使藩國 艤棹言歸 稍赴蒼波 妾也松浦[佐用嬪面] 嗟此別易 歎彼會難 即登高山之嶺 遥望離去之船 悵然断肝<黯>然銷魂 遂脱領巾麾之 傍者莫不流涕 因号此山曰領巾麾之嶺也 乃作歌曰)最後人追和
原文余呂豆余尓 可多利都夏等之 許能多氣仁 比例布利家良之 麻通羅佐用嬪面
訓読万世に語り継げとしこの丘に領巾振りけらし松浦佐用姫
かなよろづよに かたりつげとし このたけに ひれふりけらし まつらさよひめ
英語(ローマ字)YORODUYONI KATARITSUGETOSHI KONOTAKENI HIREFURIKERASHI MATSURASAYOHIME
この丘は後々までも語り継げよとばかり領巾を振ったという松浦佐用姫。
左注
校異
用語山上憶良、鏡山、唐津、大伴佐提比古、松浦佐用姫、領布振伝説、地名
第5巻
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