第5巻864番歌はこちらにまとめました。
第5巻 864番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 864番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 宜啓 伏奉四月六日賜書 跪開封函 拜讀芳藻 心神開朗以懐泰初之月鄙懐除<v> 若披樂廣之天 至若羈旅邊城 懐古舊而傷志 年矢不停<憶>平生而落涙 但達人安排 君子無悶 伏冀 朝宜懐w之化暮存放龜之術 架張趙於百代 追松喬於千齡耳 兼奉垂示 梅<苑>芳席 群英x藻 松浦玉潭 仙媛贈答類否壇各言之作 疑衡皐税駕之篇 耽讀吟諷<感>謝歡怡 宜戀主之誠 誠逾犬馬仰徳之心 心同葵y 而碧海分地白雲隔天 徒積傾延 何慰勞緒 孟秋膺節 伏願萬祐日新 今因相撲部領使謹付片紙 宜謹啓 不次 / 奉和諸人梅花歌一首 |
原文 | 於久礼為天 那我古飛世殊波 弥曽能不乃 于梅能波奈尓<忘> 奈良麻之母能乎 |
訓読 | 後れ居て長恋せずは御園生の梅の花にもならましものを |
かな | おくれゐて ながこひせずは みそのふの うめのはなにも ならましものを |
英語(ローマ字) | OKUREゐTE NAGAKOHISEZUHA MISONOFUNO UMENOHANANIMO NARAMASHIMONOWO |
訳 | 宴に参加も出来ず取り残されて長らく宴のことを思っているくらいなら、いっそ御園に咲き誇る梅の花になってしまいたい。 |
左注 | – |
校異 | 私 v [細] / <> 憶 [西(右書)][紀][細] / 花 苑 [細] / 戚 感[代匠記精撰本] / 誠 [紀][細][温] 々 / 心 [紀][細][温] 々 / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 母 忘 [類][細] |
用語 | 作者:吉田宜、書簡、大伴旅人、梅花宴、唱和、植物、贈答、恋情 |