第5巻843番歌はこちらにまとめました。
第5巻 843番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 843番歌 |
作者 | 土師水通(土師御道) |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 宇梅能波奈 乎理加射之都々 毛呂比登能 阿蘇夫遠美礼婆 弥夜古之叙毛布[土師氏御<道>] |
訓読 | 梅の花折りかざしつつ諸人の遊ぶを見れば都しぞ思ふ[土師氏御<道>] |
かな | うめのはな をりかざしつつ もろひとの あそぶをみれば みやこしぞもふ |
英語(ローマ字) | UMENOHANA WORIKAZASHITSUTSU MOROHITONO ASOBUWOMIREBA MIYAKOSHIZOMOFU |
訳 | 梅の花をかざしてはしゃぐ人々の様子を見ていると奈良の都がしのばれる。 |
左注 | – |
校異 | 通 道 [紀][細] |
用語 | 梅花宴、作者:土師御道、太宰府、福岡、望郷、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |