万葉集 第5巻 828番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 828番歌

第5巻
歌番号828番歌
作者丹治比
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文比等期等尓 乎理加射之都々 阿蘇倍等母 伊夜米豆良之岐 烏梅能波奈加母[大判事<丹>氏麻呂]
訓読人ごとに折りかざしつつ遊べどもいやめづらしき梅の花かも[大判事<丹>氏麻呂]
かなひとごとに をりかざしつつ あそべども いやめづらしき うめのはなかも
英語(ローマ字)HITOGOTONI WORIKAZASHITSUTSU ASOBEDOMO IYAMEDURASHIKI UMENOHANAKAMO
人それぞれに小枝を折ってかざして楽しんでいるが、梅の花は本当に風情があって美しい。
左注
校異舟 丹 [類][紀][細]
用語梅花宴、作者:丹治比、丹波、丹生、麻呂、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物