万葉集 第4巻 637番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第4巻 637番歌

第4巻
歌番号637番歌
作者作者不詳(娘子)
題詞娘子復報贈歌一首
原文吾背子之 形見之衣 嬬問尓 <余>身者不離 事不問友
訓読我が背子が形見の衣妻どひに我が身は離けじ言とはずとも
かなわがせこが かたみのころも つまどひに あがみはさけじ こととはずとも
英語(ローマ字)WAGASEKOGA KATAMINOKOROMO TSUMADOHINI AGAMIHASAKEJI KOTOTOHAZUTOMO
あなたが身代わりに求婚の印と贈って下さった着物、我が身から離したりしませんわ。たとえ物言わぬ着物であっても。
左注
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 余 [西(右書)][元][金][紀]
用語相聞、作者:娘子、湯原王、形見、贈答