第4巻599番歌はこちらにまとめました。
第4巻 599番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 599番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 朝霧之 欝相見之 人故尓 命可死 戀渡鴨 |
訓読 | 朝霧のおほに相見し人故に命死ぬべく恋ひわたるかも |
かな | あさぎりの おほにあひみし ひとゆゑに いのちしぬべく こひわたるかも |
英語(ローマ字) | ASAGIRINO OHONIAHIMISHI HITOYUゑNI INOCHISHINUBEKU KOHIWATARUKAMO |
訳 | 朝霧のように、一度きりしか、それもおぼろげにしか逢っていない人なのだが、それだけに(かえっていっそう)思いがつのる。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋情、贈答 |