第4巻544番歌はこちらにまとめました。
第4巻 544番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 544番歌 |
作者 | 笠金村 |
題詞 | (神龜元年甲子冬十月幸紀伊國之時為贈従駕人所誂娘子<作歌>一首[并短歌] <笠朝臣金村>)反歌 |
原文 | 後居而 戀乍不有者 木國乃 妹背乃山尓 有益物乎 |
訓読 | 後れ居て恋ひつつあらずは紀の国の妹背の山にあらましものを |
かな | おくれゐて こひつつあらずは きのくにの いもせのやまに あらましものを |
英語(ローマ字) | OKUREゐTE KOHITSUTSUARAZUHA KINOKUNINO IMOSENOYAMANI ARAMASHIMONOWO |
訳 | 大和にいて恋続けてなどいないで、紀伊の妹背の山になってずっとおそばにいたい。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 相聞、作者:笠金村、代作、行幸、紀伊、和歌山、妻、羈旅、地名、神亀1年10月、年紀 |