第3巻429番歌はこちらにまとめました。
第3巻 429番歌
| 巻 | 第3巻 |
| 歌番号 | 429番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂 |
| 題詞 | 溺死出雲娘子火葬吉野時柿本朝臣人麻呂作歌二首 |
| 原文 | 山際従 出雲兒等者 霧有哉 吉野山 嶺霏<d> |
| 訓読 | 山の際ゆ出雲の子らは霧なれや吉野の山の嶺にたなびく |
| かな | やまのまゆ いづものこらは きりなれや よしののやまの みねにたなびく |
| 英語(ローマ字) | YAMANOMAYU IDUMONOKORAHA KIRINAREYA YOSHINONOYAMANO MINENITANABIKU |
| 訳 | 山あいから嶺に立ちのぼるあの子は霧になってしまったのだろうか。吉野の山の嶺にたなびいているあの霧は。 |
| 左注 | – |
| 校異 | c d [矢][京] |
| 用語 | 挽歌、作者:柿本人麻呂、出雲娘子、吉野、地名、火葬 |