万葉集 第1巻 64番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第1巻 64番歌

第1巻
歌番号64番歌
作者志貴皇子
題詞慶雲三年丙午幸于難波宮時 / 志貴皇子御作歌
原文葦邊行 鴨之羽我比尓 霜零而 寒暮夕 <倭>之所念
訓読葦辺行く鴨の羽交ひに霜降りて寒き夕は大和し思ほゆ
かなあしへゆく かものはがひに しもふりて さむきゆふへは やまとしおもほゆ
英語(ローマ字)ASHIHEYUKU KAMONOHAGAHINI SHIMOFURITE SAMUKIYUFUHEHA YAMATOSHIOMOHOYU
葦辺行く鴨の羽交いに霜が降りている。こんな寒い夕べは大和が思い出される。
左注
校異和 倭 [元][冷][紀]
用語雑歌、慶雲3年、年紀、作者:志貴皇子、難波、行幸、従駕、大阪、望郷、文武、羈旅、動物、植物、地名