阿倍女郎が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 5 首
歌番号 | 本歌 |
第3巻269番歌 | 人見ずは我が袖もちて隠さむを焼けつつかあらむ着ずて来にけり |
第4巻505番歌 | 今さらに何をか思はむうち靡き心は君に寄りにしものを |
第4巻506番歌 | 我が背子は物な思ひそ事しあらば火にも水にも我れなけなくに |
第4巻514番歌 | 我が背子が着せる衣の針目おちず入りにけらしも我が心さへ |
第4巻516番歌 | 我が持てる三相に搓れる糸もちて付けてましもの今ぞ悔しき |
阿倍女郎とは?
阿倍女郎(読み:あべのいらつめ)
?-? 奈良時代の女性。
(708-780)の頃の人。中臣東人との贈答歌など5首が「万葉集」巻3,4におさめられている。
「女郎」は親しい若い女性のことを指し、名前ではない。「郎女」とも言う。