スポンサーリンク
歌番号 | 本歌 |
2859 番歌 | 明日香川高川避かし越ゑ来しをまこと今夜は … |
2860 番歌 | 八釣川水底絶えず行く水の継ぎてぞ恋ふるこ … |
2951 番歌 | 海石榴市の八十の街に立ち平し結びし紐を解 … |
2997 番歌 | 石上布留の高橋高々に妹が待つらむ夜ぞ更け … |
3001 番歌 | 春日野に照れる夕日の外のみに君を相見て今 … |
3010 番歌 | 佐保川の川波立たず静けくも君にたぐひて明 … |
3011 番歌 | 我妹子に衣春日の宜寸川よしもあらぬか妹が … |
3013 番歌 | 我妹子や我を忘らすな石上袖布留川の絶えむ … |
3014 番歌 | 三輪山の山下響み行く水の水脈し絶えずは後 … |
3018 番歌 | 高湍なる能登瀬の川の後も逢はむ妹には我れ … |
3019 番歌 | 洗ひ衣取替川の川淀の淀まむ心思ひかねつも … |
3020 番歌 | 斑鳩の因可の池のよろしくも君を言はねば思 … |
3032 番歌 | 君があたり見つつも居らむ生駒山雲なたなび … |
3036 番歌 | 思ひ出づる時はすべなみ佐保山に立つ雨霧の … |
3042 番歌 | 朝日さす春日の小野に置く露の消ぬべき我が … |
3050 番歌 | 春日野に浅茅標結ひ絶えめやと我が思ふ人は … |
3052 番歌 | かきつはた左紀沢に生ふる菅の根の絶ゆとや … |
3065 番歌 | み吉野の秋津の小野に刈る草の思ひ乱れて寝 … |
3066 番歌 | 妹待つと御笠の山の山菅の止まずや恋ひむ命 … |
3087 番歌 | ま菅よし宗我の川原に鳴く千鳥間なし我が背 … |
3088 番歌 | 恋衣着奈良の山に鳴く鳥の間なく時なし我が … |
3089 番歌 | 遠つ人狩道の池に住む鳥の立ちても居ても君 … |
3097 番歌 | さ桧隈桧隈川に馬留め馬に水飼へ我れ外に見 … |
3100 番歌 | 思はぬを思ふと言はば真鳥住む雲梯の杜の神 … |
3101 番歌 | 紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の街に逢へ … |
3126 番歌 | 巻向の穴師の山に雲居つつ雨は降れども濡れ … |
3128 番歌 | 我妹子を夢に見え来と大和道の渡り瀬ごとに … |
3179 番歌 | 留まりにし人を思ふに秋津野に居る白雲のや … |
3196 番歌 | 春日野の浅茅が原に遅れ居て時ぞともなし我 … |
3209 番歌 | 春日なる御笠の山に居る雲を出で見るごとに … |
歌番号 | 本歌 |
3225 番歌 | 天雲の 影さへ見ゆる こもりくの 泊瀬の … |
3227 番歌 | 葦原の 瑞穂の国に 手向けすと 天降りま … |
3228 番歌 | 神なびの三諸の山に斎ふ杉思ひ過ぎめや苔生 … |
3230 番歌 | みてぐらを 奈良より出でて 水蓼 穂積に … |
3231 番歌 | 月は日は変らひぬとも久に経る三諸の山の離 … |
3232 番歌 | 斧取りて 丹生の桧山の 木伐り来て 筏に … |
3233 番歌 | み吉野の瀧もとどろに落つる白波留まりにし … |
3236 番歌 | そらみつ 大和の国 あをによし 奈良山越 … |
3237 番歌 | あをによし 奈良山過ぎて もののふの 宇 … |
3240 番歌 | 大君の 命畏み 見れど飽かぬ 奈良山越え … |
3263 番歌 | こもりくの 泊瀬の川の 上つ瀬に 斎杭を … |
3266 番歌 | 春されば 花咲ををり 秋づけば 丹のほに … |
3267 番歌 | 明日香川瀬々の玉藻のうち靡き心は妹に寄り … |
3268 番歌 | みもろの 神奈備山ゆ との曇り 雨は降り … |
3276 番歌 | 百足らず 山田の道を 波雲の 愛し妻と … |
3289 番歌 | み佩かしを 剣の池の 蓮葉に 溜まれる水 … |
3291 番歌 | み吉野の 真木立つ山に 青く生ふる 山菅 … |
3293 番歌 | み吉野の 御金が岳に 間なくぞ 雨は降る … |
3294 番歌 | み雪降る吉野の岳に居る雲の外に見し子に恋 … |
3295 番歌 | うちひさつ 三宅の原ゆ 直土に 足踏み貫 … |
3296 番歌 | 父母に知らせぬ子ゆゑ三宅道の夏野の草をな … |
3310 番歌 | 隠口の 泊瀬の国に さよばひに 我が来れ … |
3311 番歌 | 隠口の泊瀬小国に妻しあれば石は踏めどもな … |
3312 番歌 | 隠口の 泊瀬小国に よばひせす 我が天皇 … |
3320 番歌 | 直に行かずこゆ巨勢道から石瀬踏み求めぞ我 … |
3324 番歌 | かけまくも あやに畏し 藤原の 都しみみ … |
3325 番歌 | つのさはふ磐余の山に白栲にかかれる雲は大 … |
3326 番歌 | 礒城島の 大和の国に いかさまに 思ほし … |
3330 番歌 | 隠口の 泊瀬の川の 上つ瀬に 鵜を八つ潜 … |
3331 番歌 | 隠口の 泊瀬の山 青旗の 忍坂の山は 走 … |
3333 番歌 | 大君の 命畏み 蜻蛉島 大和を過ぎて 大 … |
歌番号 | 本歌 |
3544 番歌 | あすか川下濁れるを知らずして背ななと二人 … |
3545 番歌 | あすか川堰くと知りせばあまた夜も率寝て来 … |
3560 番歌 | ま金ふく丹生のま朱の色に出て言はなくのみ … |
歌番号 | 本歌 |
3589 番歌 | 夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてぞ我が … |
3590 番歌 | 妹に逢はずあらばすべなみ岩根踏む生駒の山 … |
3722 番歌 | 大伴の御津の泊りに船泊てて龍田の山をいつ … |
歌番号 | 本歌 |
3788 番歌 | 耳成の池し恨めし我妹子が来つつ潜かば水は … |
3819 番歌 | 夕立の雨うち降れば春日野の尾花が末の白露 … |
3822 番歌 | 橘の寺の長屋に我が率寝し童女放髪は髪上げ … |
3835 番歌 | 勝間田の池は我れ知る蓮なししか言ふ君が鬚 … |
3836 番歌 | 奈良山の児手柏の両面にかにもかくにも侫人 … |
3839 番歌 | 我が背子が犢鼻にするつぶれ石の吉野の山に … |
3849 番歌 | 生き死にの二つの海を厭はしみ潮干の山を偲 … |
3850 番歌 | 世間の繁き刈廬に住み住みて至らむ国のたづ … |
歌番号 | 本歌 |
3916 番歌 | 橘のにほへる香かも霍公鳥鳴く夜の雨にうつ … |
3917 番歌 | 霍公鳥夜声なつかし網ささば花は過ぐとも離 … |
3918 番歌 | 橘のにほへる園に霍公鳥鳴くと人告ぐ網ささ … |
3919 番歌 | あをによし奈良の都は古りぬれどもと霍公鳥 … |
3920 番歌 | 鶉鳴く古しと人は思へれど花橘のにほふこの … |
3921 番歌 | かきつばた衣に摺り付け大夫の着襲ひ猟する … |
3922 番歌 | 降る雪の白髪までに大君に仕へまつれば貴く … |
3923 番歌 | 天の下すでに覆ひて降る雪の光りを見れば貴 … |
3924 番歌 | 山の狭そことも見えず一昨日も昨日も今日も … |
3925 番歌 | 新しき年の初めに豊の年しるすとならし雪の … |
3926 番歌 | 大宮の内にも外にも光るまで降れる白雪見れ … |
3931 番歌 | 君により我が名はすでに龍田山絶えたる恋の … |
3957 番歌 | 天離る 鄙治めにと 大君の 任けのまにま … |
歌番号 | 本歌 |
7 番歌 | 秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の … |
歌番号 | 本歌 |
4258 番歌 | 明日香川川門を清み後れ居て恋ふれば都いや … |
4279 番歌 | 能登川の後には逢はむしましくも別るといへ … |
4280 番歌 | 立ち別れ君がいまさば磯城島の人は我れじく … |
4281 番歌 | 白雪の降り敷く山を越え行かむ君をぞもとな … |
歌番号 | 本歌 |
4258 番歌 | 明日香川川門を清み後れ居て恋ふれば都いや … |
4279 番歌 | 能登川の後には逢はむしましくも別るといへ … |
4280 番歌 | 立ち別れ君がいまさば磯城島の人は我れじく … |
4281 番歌 | 白雪の降り敷く山を越え行かむ君をぞもとな … |
4293 番歌 | あしひきの山行きしかば山人の我れに得しめ … |
4294 番歌 | あしひきの山に行きけむ山人の心も知らず山 … |
4295 番歌 | 高円の尾花吹き越す秋風に紐解き開けな直な … |
4296 番歌 | 天雲に雁ぞ鳴くなる高円の萩の下葉はもみち … |
4297 番歌 | をみなへし秋萩しのぎさを鹿の露別け鳴かむ … |
4315 番歌 | 宮人の袖付け衣秋萩ににほひよろしき高圓の … |
4316 番歌 | 高圓の宮の裾廻の野づかさに今咲けるらむを … |
4317 番歌 | 秋野には今こそ行かめもののふの男女の花に … |
4318 番歌 | 秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛り … |
4319 番歌 | 高圓の秋野の上の朝霧に妻呼ぶ壮鹿出で立つ … |
4320 番歌 | 大夫の呼び立てしかばさを鹿の胸別け行かむ … |
4395 番歌 | 龍田山見つつ越え来し桜花散りか過ぎなむ我 … |
4449 番歌 | なでしこが花取り持ちてうつらうつら見まく … |
4450 番歌 | 我が背子が宿のなでしこ散らめやもいや初花 … |
4451 番歌 | うるはしみ我が思ふ君はなでしこが花になそ … |
4454 番歌 | 高山の巌に生ふる菅の根のねもころごろに降 … |
4461 番歌 | 堀江より水脈さかのぼる楫の音の間なくぞ奈 … |
4477 番歌 | 夕霧に千鳥の鳴きし佐保路をば荒しやしてむ … |
4478 番歌 | 佐保川に凍りわたれる薄ら氷の薄き心を我が … |
4491 番歌 | 大き海の水底深く思ひつつ裳引き平しし菅原 … |
作成中。