兵庫県の万葉集についてまとめました。
掲載数 全 89 首
第1巻 3 首
歌番号 | 本歌 |
13 番歌 | 香具山は 畝傍を愛しと 耳成と 相争ひき … |
14 番歌 | 香具山と耳成山と闘ひし時立ちて見に来し印 … |
15 番歌 | 海神の豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやけく … |
第3巻 22 首
歌番号 | 本歌 |
250 番歌 | 玉藻刈る敏馬を過ぎて夏草の野島が崎に船近 … |
251 番歌 | 淡路の野島が崎の浜風に妹が結びし紐吹き返 … |
252 番歌 | 荒栲の藤江の浦に鱸釣る海人とか見らむ旅行 … |
253 番歌 | 稲日野も行き過ぎかてに思へれば心恋しき加 … |
254 番歌 | 燈火の明石大門に入らむ日や漕ぎ別れなむ家 … |
255 番歌 | 天離る鄙の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大 … |
256 番歌 | 笥飯の海の庭よくあらし刈薦の乱れて出づ見 … |
279 番歌 | 我妹子に猪名野は見せつ名次山角の松原いつ … |
280 番歌 | いざ子ども大和へ早く白菅の真野の榛原手折 … |
281 番歌 | 白菅の真野の榛原行くさ来さ君こそ見らめ真 … |
283 番歌 | 住吉の得名津に立ちて見わたせば武庫の泊り … |
303 番歌 | 名ぐはしき印南の海の沖つ波千重に隠りぬ大 … |
304 番歌 | 大君の遠の朝廷とあり通ふ島門を見れば神代 … |
354 番歌 | 縄の浦に塩焼く煙夕されば行き過ぎかねて山 … |
357 番歌 | 縄の浦ゆそがひに見ゆる沖つ島漕ぎ廻る舟は … |
358 番歌 | 武庫の浦を漕ぎ廻る小舟粟島をそがひに見つ … |
361 番歌 | 秋風の寒き朝明を佐農の岡越ゆらむ君に衣貸 … |
388 番歌 | 海神は くすしきものか 淡路島 中に立て … |
389 番歌 | 島伝ひ敏馬の崎を漕ぎ廻れば大和恋しく鶴さ … |
413 番歌 | 須磨の海女の塩焼き衣の藤衣間遠にしあれば … |
449 番歌 | 妹と来し敏馬の崎を帰るさにひとりし見れば … |
450 番歌 | 行くさにはふたり我が見しこの崎をひとり過 … |
第4巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
509 番歌 | 臣の女の 櫛笥に乗れる 鏡なす 御津の浜 … |
第6巻 16 首
歌番号 | 本歌 |
935 番歌 | 名寸隅の 舟瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦 … |
936 番歌 | 玉藻刈る海人娘子ども見に行かむ舟楫もがも … |
937 番歌 | 行き廻り見とも飽かめや名寸隅の舟瀬の浜に … |
938 番歌 | やすみしし 我が大君の 神ながら 高知ら … |
939 番歌 | 沖つ波辺波静けみ漁りすと藤江の浦に舟ぞ騒 … |
940 番歌 | 印南野の浅茅押しなべさ寝る夜の日長くしあ … |
941 番歌 | 明石潟潮干の道を明日よりは下笑ましけむ家 … |
942 番歌 | あぢさはふ 妹が目離れて 敷栲の 枕もま … |
943 番歌 | 玉藻刈る唐荷の島に島廻する鵜にしもあれや … |
944 番歌 | 島隠り我が漕ぎ来れば羨しかも大和へ上るま … |
945 番歌 | 風吹けば波か立たむとさもらひに都太の細江 … |
946 番歌 | 御食向ふ 淡路の島に 直向ふ 敏馬の浦の … |
947 番歌 | 須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか一日も君 … |
1065 番歌 | 八千桙の 神の御代より 百舟の 泊つる泊 … |
1066 番歌 | まそ鏡敏馬の浦は百舟の過ぎて行くべき浜な … |
1067 番歌 | 浜清み浦うるはしみ神代より千舟の泊つる大 … |
第7巻 10 首
歌番号 | 本歌 |
1140 番歌 | しなが鳥猪名野を来れば有馬山夕霧立ちぬ宿 … |
1141 番歌 | 武庫川の水脈を早みと赤駒の足掻くたぎちに … |
1166 番歌 | いにしへにありけむ人の求めつつ衣に摺りけ … |
1178 番歌 | 印南野は行き過ぎぬらし天伝ふ日笠の浦に波 … |
1179 番歌 | 家にして我れは恋ひむな印南野の浅茅が上に … |
1180 番歌 | 荒磯越す波を畏み淡路島見ずか過ぎなむここ … |
1189 番歌 | 大海にあらしな吹きそしなが鳥猪名の港に舟 … |
1207 番歌 | 粟島に漕ぎ渡らむと思へども明石の門波いま … |
1229 番歌 | 我が舟は明石の水門に漕ぎ泊てむ沖へな離り … |
1354 番歌 | 白菅の真野の榛原心ゆも思はぬ我れし衣に摺 … |
第9巻 8 首
歌番号 | 本歌 |
1776 番歌 | 絶等寸の山の峰の上の桜花咲かむ春へは君し … |
1777 番歌 | 君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる黄楊の小櫛も … |
1801 番歌 | 古への ますら壮士の 相競ひ 妻問ひしけ … |
1802 番歌 | 古への信太壮士の妻問ひし菟原娘子の奥城ぞ … |
1803 番歌 | 語り継ぐからにもここだ恋しきを直目に見け … |
1809 番歌 | 葦屋の 菟原娘子の 八年子の 片生ひの時 … |
1810 番歌 | 芦屋の菟原娘子の奥城を行き来と見れば哭の … |
1811 番歌 | 墓の上の木の枝靡けり聞きしごと茅渟壮士に … |
第11巻 3 首
歌番号 | 本歌 |
2757 番歌 | 大君の御笠に縫へる有間菅ありつつ見れど事 … |
2771 番歌 | 我妹子が袖を頼みて真野の浦の小菅の笠を着 … |
2772 番歌 | 真野の池の小菅を笠に縫はずして人の遠名を … |
第12巻 4 首
歌番号 | 本歌 |
3164 番歌 | 室の浦の瀬戸の崎なる鳴島の磯越す波に濡れ … |
3197 番歌 | 住吉の岸に向へる淡路島あはれと君を言はぬ … |
3198 番歌 | 明日よりはいなむの川の出でて去なば留まれ … |
3200 番歌 | 飼飯の浦に寄する白波しくしくに妹が姿は思 … |
第15巻 15 首
歌番号 | 本歌 |
3578 番歌 | 武庫の浦の入江の洲鳥羽ぐくもる君を離れて … |
3595 番歌 | 朝開き漕ぎ出て来れば武庫の浦の潮干の潟に … |
3596 番歌 | 我妹子が形見に見むを印南都麻白波高み外に … |
3597 番歌 | わたつみの沖つ白波立ち来らし海人娘子ども … |
3605 番歌 | わたつみの海に出でたる飾磨川絶えむ日にこ … |
3606 番歌 | 玉藻刈る処女を過ぎて夏草の野島が崎に廬り … |
3607 番歌 | 白栲の藤江の浦に漁りする海人とや見らむ旅 … |
3608 番歌 | 天離る鄙の長道を恋ひ来れば明石の門より家 … |
3609 番歌 | 武庫の海の庭よくあらし漁りする海人の釣舟 … |
3627 番歌 | 朝されば 妹が手にまく 鏡なす 御津の浜 … |
3718 番歌 | 家島は名にこそありけれ海原を我が恋ひ来つ … |
3719 番歌 | 草枕旅に久しくあらめやと妹に言ひしを年の … |
3720 番歌 | 我妹子を行きて早見む淡路島雲居に見えぬ家 … |
3721 番歌 | ぬばたまの夜明かしも船は漕ぎ行かな御津の … |
3722 番歌 | 大伴の御津の泊りに船泊てて龍田の山をいつ … |
第16巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
3804 番歌 | かくのみにありけるものを猪名川の沖を深め … |
第17巻 4 首
歌番号 | 本歌 |
3894 番歌 | 淡路島門渡る船の楫間にも我れは忘れず家を … |
3895 番歌 | たまはやす武庫の渡りに天伝ふ日の暮れ行け … |
3899 番歌 | 海人娘子漁り焚く火のおぼほしく角の松原思 … |
3932 番歌 | 須磨人の海辺常去らず焼く塩の辛き恋をも我 … |
第19巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
4211 番歌 | 古に ありけるわざの くすばしき 事と言 … |
第20巻 1 首
歌番号 | 本歌 |
4301 番歌 | 印南野の赤ら柏は時はあれど君を我が思ふ時 … |
兵庫県の万葉集の解説
作成中。