万葉集 第20巻 4508番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第20巻4508番歌はこちらにまとめました。

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第20巻 4508番歌

第20巻
歌番号4508番歌
作者中臣清麻呂
題詞(二月於式部大輔中臣清麻呂朝臣之宅宴歌十<五>首)(依興各思高圓離宮處作歌五首)
原文多可麻刀能 努敝波布久受乃 須恵都比尓 知与尓和須礼牟 和我於保伎美加母
訓読高圓の野辺延ふ葛の末つひに千代に忘れむ我が大君かも
かなたかまとの のへはふくずの すゑつひに ちよにわすれむ わがおほきみかも
英語(ローマ字)TAKAMATONO NOHEHAFUKUZUNO SUゑTSUHINI CHIYONIWASUREMU WAGAOHOKIMIKAMO
高円の野辺を延う葛の蔓はどこまでも延びてついには絶えることがあろうか。同様に、わが大君の御名は千代に忘れられるものでしょうか。
左注右一首主人中臣清麻呂朝臣
校異
用語天平宝字2年2月、年紀、作者:中臣清麻呂、宴席、依興、高円、離宮、宮廷、懐古、聖武天皇、地名、植物、序詞