万葉集 第20巻 4396番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4396番歌

第20巻
歌番号4396番歌
作者大伴家持
題詞獨見江水浮漂糞怨恨貝玉不依作歌一首
原文保理江欲利 安佐之保美知尓 与流許都美 可比尓安里世波 都刀尓勢麻之乎
訓読堀江より朝潮満ちに寄る木屑貝にありせばつとにせましを
かなほりえより あさしほみちに よるこつみ かひにありせば つとにせましを
英語(ローマ字)HORIEYORI ASASHIHOMICHINI YORUKOTSUMI KAHINIARISEBA TSUTONISEMASHIWO
難波の堀江に朝潮が満ちてきて木屑が流れてきた。この木屑が玉のような貝だったら手みやげにできるのに。
左注(右三首二月十七日兵部少輔大伴家持作之)
校異
用語天平勝宝7年2月17日、年紀、作者:大伴家持、独詠、地名、難波、大阪、望郷