万葉集 第20巻 4349番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第20巻4349番歌はこちらにまとめました。

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第20巻 4349番歌

第20巻
歌番号4349番歌
作者刑部三野
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文毛母久麻能 美知波紀尓志乎 麻多佐良尓 夜蘇志麻須藝弖 和加例加由可牟
訓読百隈の道は来にしをまたさらに八十島過ぎて別れか行かむ
かなももくまの みちはきにしを またさらに やそしますぎて わかれかゆかむ
英語(ローマ字)MOMOKUMANO MICHIHAKINISHIWO MATASARANI YASOSHIMASUGITE WAKAREKAYUKAMU
たくさんの曲がりくねった道をやってきたが、ここからさらに多くの島々を過ぎて、ますます遠くへ別れて行くのだろうか。
左注右一首助丁刑部直三野 ( / 二月九日上総國防人部領使少目従七位下茨田連沙弥麻呂進歌數十九首 但拙劣歌者不取載之)
校異
用語天平勝宝7年2月9日、年紀、作者:刑部三野、防人歌、羈旅、悲別、悲嘆、千葉、茨田沙弥麻呂