万葉集 第20巻 4342番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4342番歌

第20巻
歌番号4342番歌
作者坂田部首麻呂
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文麻氣波之良 寶米弖豆久礼留 等乃能其等 已麻勢波々刀自 於米加波利勢受
訓読真木柱ほめて造れる殿のごといませ母刀自面変はりせず
かなまけばしら ほめてつくれる とののごと いませははとじ おめがはりせず
英語(ローマ字)MAKEBASHIRA HOMETETSUKURERU TONONOGOTO IMASEHAHATOJI OMEGAHARISEZU
立派な木材を讃えて作った主柱で建てた立派な御殿のように、母上、いつまでも元気で、面やつれなさらないようにしてて下さい。
左注右一首坂田部首麻呂 ( / 二月七日駿河國防人部領使守従五位下布勢朝臣人主實進九日歌數廿首 但拙劣歌者不取載之)
校異波 [元] 婆
用語天平勝宝7年2月9日、年紀、作者:坂田部首麻呂、防人歌、静岡、布勢人主、出発、羈旅、悲別