第20巻4337番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4337番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4337番歌 |
作者 | 有度部牛麻呂 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 美豆等<利>乃 多知能已蘇岐尓 父母尓 毛能波須價尓弖 已麻叙久夜志伎 |
訓読 | 水鳥の立ちの急ぎに父母に物言はず来にて今ぞ悔しき |
かな | みづとりの たちのいそぎに ちちははに ものはずけにて いまぞくやしき |
英語(ローマ字) | MIDUTORINO TACHINOISOGINI CHICHIHAHANI MONOHAZUKENITE IMAZOKUYASHIKI |
訳 | 水鳥が飛び立つように、急いで父母に物もいわずに出立してきてしまった。今となってはそれが口惜しい。 |
左注 | 右一首上丁有度部牛麻呂 ( / 二月七日駿河國防人部領使守従五位下布勢朝臣人主實進九日歌數廿首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | 里 利 [元][類][細] |
用語 | 天平勝宝7年2月9日、年紀、作者:有度部牛麻呂、防人歌、植物、恋情、悲嘆、静岡、布勢人主 |