万葉集 第19巻 4252番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第19巻 4252番歌

第19巻
歌番号4252番歌
作者久米広縄
題詞正税帳使掾久米朝臣廣縄事畢退任 適遇於越前國掾大伴宿祢池主之舘 仍共飲樂也 于時久米朝臣廣縄矚芽子花作歌一首
原文君之家尓 殖有芽子之 始花乎 折而挿頭奈 客別度知
訓読君が家に植ゑたる萩の初花を折りてかざさな旅別るどち
かなきみがいへに うゑたるはぎの はつはなを をりてかざさな たびわかるどち
英語(ローマ字)KIMIGAIHENI UゑTARUHAGINO HATSUHANAWO WORITEKAZASANA TABIWAKARUDOCHI
あなたの家に植えられている萩の初花、手折って髪飾りにしよう。旅の途次にある私は別れなければならない、わが仲間よ。
左注
校異
用語天平勝宝3年8月5日、年紀、作者:久米広縄、大伴池主、大伴家持、福井、武生、羈旅、植物、悲別