「雪月花」は景観が最も美しいと思われる語句3つ(雪・月・花(梅花、桜など))を合わせて作った造語であり、四季折々のような意味で使われることが多い。本歌は雪月花の言葉を最初に使ったとされる有名な歌。
「はしき子もがも」は「いとしい娘でもいたらなあ」という意味。
左注は「右の一首、12月、大伴宿祢家持の作」。12月は旧暦で、現代では約1月ごろを指す。