第18巻4131番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4131番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4131番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (越前國掾大伴宿祢池主来贈戯歌四首 / 忽辱恩賜 驚欣已深 心中含咲獨座稍開 表裏不同相違何異 推量所由率尓作策歟 明知加言豈有他意乎 凡賀易本物其罪不軽 正贓倍贓宣<急>并満 今勒風雲發遣<徴>使 早速返報不須延廻 / 勝寶元年十一月十二日 物所貿易下吏 / 謹訴貿易人断官司 廳下 / 別<白> 可怜之意不能黙止 聊述四詠准擬睡覺) |
原文 | 等里我奈久 安豆麻乎佐之天 布佐倍之尓 由可牟<等>於毛倍騰 与之母佐祢奈之 |
訓読 | 鶏が鳴く東をさしてふさへしに行かむと思へどよしもさねなし |
かな | とりがなく あづまをさして ふさへしに ゆかむとおもへど よしもさねなし |
英語(ローマ字) | TORIGANAKU ADUMAWOSASHITE FUSAHESHINI YUKAMUTOOMOHEDO YOSHIMOSANENASHI |
訳 | (家持様がおられる)鶏が鳴く東に向かって針袋をお返しにあがろうと思いますが、その理由が見あたりません。 |
左注 | 右歌之返報歌者脱漏不得探求也 |
校異 | 登 等 [元][類][古] |
用語 | 天平勝宝1年11月12日、作者:大伴池主、年紀、贈答、大伴家持、書簡、戯歌、高岡、富山 |