第18巻4109番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4109番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4109番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | ((教喩史生尾張少咋歌一首并短歌 / 七出例云 / 但犯一條即合出之 無七出輙<弃>者徒一年半 / 三不去云 / 雖犯七出不合<弃>之 違者杖一百 唯犯奸悪疾得<弃>之/ 兩妻例云 / 有妻更娶者徒一年 女家杖一百離之 / 詔書云 / 愍賜義夫節婦 / 謹案 先件數條 建法之基 化道之源也 然則義夫之道 情存無別 / 一家同財 豈有忘舊愛新之志哉 所以綴作數行之歌令悔<弃>舊之惑 其詞云)反歌三首) |
原文 | 久礼奈為波 宇都呂布母能曽 都流波美能 奈礼尓之伎奴尓 奈保之可米夜母 |
訓読 | 紅はうつろふものぞ橡のなれにし来ぬになほしかめやも |
かな | くれなゐは うつろふものぞ つるはみの なれにしきぬに なほしかめやも |
英語(ローマ字) | KURENAゐHA UTSUROFUMONOZO TSURUHAMINO NARENISHIKINUNI NAHOSHIKAMEYAMO |
訳 | 紅(くれない)は派手だが、色褪せやすいものだぞ、着古した地味な着物にはやっぱりかなわない。 |
左注 | 右五月十五日守大伴宿祢家持作之 |
校異 | – |
用語 | 天平感宝1年5月15日、作者:大伴家持、年紀、教喩、律令、高岡、富山、尾張少咋、儒教、植物 |