第17巻3989番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3989番歌
| 巻 | 第17巻 |
| 歌番号 | 3989番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | 大目秦忌寸八千嶋之舘餞守大伴宿祢家持宴歌二首 |
| 原文 | 奈呉能宇美能 意吉都之良奈美 志苦思苦尓 於毛保要武可母 多知和可礼奈<婆> |
| 訓読 | 奈呉の海の沖つ白波しくしくに思ほえむかも立ち別れなば |
| かな | なごのうみの おきつしらなみ しくしくに おもほえむかも たちわかれなば |
| 英語(ローマ字) | NAGONOUMINO OKITSUSHIRANAMI SHIKUSHIKUNI OMOHOEMUKAMO TACHIWAKARENABA |
| 訳 | 奈呉の海の沖からの白波がしきりに寄せてくるように、しきりにみなさんのことが思い出されるでしょうね。このまま別れた後は。 |
| 左注 | (右守大伴宿祢家持以正税帳須入京師 仍作此歌聊陳送別之嘆 [四月廿日]) |
| 校異 | 波 婆 [元] |
| 用語 | 天平19年4月20日、年紀、作者:大伴家持、宴席、恋情、羈旅、出発、悲別、地名、富山、高岡、序詞、秦八千島 |

