第17巻3966番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3966番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3966番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (守大伴宿祢家持贈大伴宿祢池主悲歌二首 / 忽沈枉疾累旬痛苦 祷恃百神且得消損 而由身體疼羸筋力怯軟 未堪展謝係戀弥深 方今春朝春花流馥於春苑 春暮春鴬囀聲於春林 對此節候琴チ可翫矣 雖有乗興之感不耐策杖之勞 獨臥帷幄之裏 聊作寸分之歌 軽奉机下犯解玉頤 其詞曰) |
原文 | 宇具比須乃 奈枳知良須良武 春花 伊都思香伎美登 多乎里加射左牟 |
訓読 | 鴬の鳴き散らすらむ春の花いつしか君と手折りかざさむ |
かな | うぐひすの なきちらすらむ はるのはな いつしかきみと たをりかざさむ |
英語(ローマ字) | UGUHISUNO NAKICHIRASURAMU HARUNOHANA ITSUSHIKAKIMITO TAWORIKAZASAMU |
訳 | ウグイスが鳴き散りかかる春の花、いつしか貴君と手折って頭にかざしたい。 |
左注 | <二>月廿九日大伴宿祢家持 |
校異 | 天平廿年二 二 [元] |
用語 | 天平20年2月29日、年紀、作者:大伴家持、贈答、大伴池主、病気、悲嘆、書簡、高岡、富山 |