第17巻3960番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3960番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3960番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 相歡歌二首 越中守大伴宿祢家持作 |
原文 | 庭尓敷流 雪波知敝之久 思加乃未尓 於母比C伎美乎 安我麻多奈久尓 |
訓読 | 庭に降る雪は千重敷くしかのみに思ひて君を我が待たなくに |
かな | にはにふる ゆきはちへしく しかのみに おもひてきみを あがまたなくに |
英語(ローマ字) | NIHANIFURU YUKIHACHIHESHIKU SHIKANOMINI OMOHITEKIMIWO AGAMATANAKUNI |
訳 | 庭に降る雪は降りしきって幾重にも積もりました。けれども私はそれ以上に幾度も幾度もあなたを思って待っていました。 |
左注 | (右以天平十八年八月掾大伴宿祢池主附大帳使赴向京師 而同年十一月還到本任 仍設詩酒之宴弾絲飲樂 是<日>也白雪忽降積地尺餘 此時也復漁夫之船入海浮瀾 爰守大伴宿祢家持寄情二眺聊裁所心) |
校異 | 歌 [西] 謌 |
用語 | 天平18年11月、年紀、作者:大伴家持、宴席、大伴池主、恋情、寄物陳思、高岡、富山 |