万葉集 第17巻 3947番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第17巻 3947番歌

第17巻
歌番号3947番歌
作者大伴家持
題詞(八月七日夜集于守大伴宿祢家持舘宴歌)
原文家佐能安佐氣 秋風左牟之 登保都比等 加里我来鳴牟 等伎知可美香物
訓読今朝の朝明秋風寒し遠つ人雁が来鳴かむ時近みかも
かなけさのあさけ あきかぜさむし とほつひと かりがきなかむ ときちかみかも
英語(ローマ字)KESANOASAKE AKIKAZESAMUSHI TOHOTSUHITO KARIGAKINAKAMU TOKICHIKAMIKAMO
今朝の明け方は秋風が寒かった。遠い人の消息を運んでくる雁がやってきて鳴く季節が近いのかなあ。
左注(右二首守大伴宿祢家持作)
校異
用語天平18年8月7日、年紀、作者:大伴家持、動物、宴席、枕詞、高岡、富山