第17巻3932番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3932番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3932番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (平群氏女郎贈越中守大伴宿祢家持歌十二首) |
原文 | 須麻比等乃 海邊都祢佐良受 夜久之保能 可良吉戀乎母 安礼波須流香物 |
訓読 | 須磨人の海辺常去らず焼く塩の辛き恋をも我れはするかも |
かな | すまひとの うみへつねさらず やくしほの からきこひをも あれはするかも |
英語(ローマ字) | SUMAHITONO UMIHETSUNESARAZU YAKUSHIHONO KARAKIKOHIWOMO AREHASURUKAMO |
訳 | 須磨の海人(あま)がいつも海岸で焼く塩のような、そんな辛い恋を私はしている。 |
左注 | (右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也) |
校異 | – |
用語 | 作者:平群女郎、序詞、贈答、大伴家持、恋情、地名、兵庫、女歌 |