万葉集 第16巻 3848番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第16巻3848番歌はこちらにまとめました。

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第16巻 3848番歌

第16巻
歌番号3848番歌
作者忌部黒麻呂
題詞夢裏作歌一首
原文荒城田乃 子師田乃稲乎 倉尓擧蔵而 阿奈干稲<々々>志 吾戀良久者
訓読あらき田の鹿猪田の稲を倉に上げてあなひねひねし我が恋ふらくは
かなあらきたの ししだのいねを くらにあげて あなひねひねし あがこふらくは
英語(ローマ字)ARAKITANO SHISHIDANOINEWO KURANIAGETE ANAHINEHINESHI AGAKOFURAKUHA
新たに開墾した田の稲、鹿や猪に狙われので刈り取って高床の倉に上げておいた所、ああ、すっかり古びてしまった、私の恋は。
左注右歌一首忌部首黒麻呂夢裏作此戀歌贈友 覺而<令>誦習如前
校異干稲 々々 [尼][類][古] / 不 令 [西(訂正左書)][矢][京]
用語雑歌、作者:忌部黒麻呂、伝承、序詞、恋情、説話