万葉集 第16巻 3839番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第16巻3839番歌はこちらにまとめました。

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第16巻 3839番歌

第16巻
歌番号3839番歌
作者安倍子祖父
題詞(無心所著歌二首)
原文吾兄子之 犢鼻尓為流 都夫礼石之 吉野乃山尓 氷魚曽懸有 [懸有反云 佐<我>礼流]
訓読我が背子が犢鼻にするつぶれ石の吉野の山に氷魚ぞ下がれる [懸有反云 佐<我>礼流]
かなわがせこが たふさきにする つぶれいしの よしののやまに ひをぞさがれる
英語(ローマ字)WAGASEKOGA TAFUSAKINISURU TSUBUREISHINO YOSHINONOYAMANI HIWOZOSAGARERU
安保な亭主はボロふんどしから魚をはみ出したまま毎日私にすり寄せてくる。
左注右歌者舎人親王令侍座曰 或有作無所由之歌人者賜以錢帛 于時大舎人 安倍朝臣子祖父乃作斯歌獻上 登時以所募物錢二千文給之也
校異家 我 [類][古] (塙) [尼] 義 / 歌 [西] 哥
用語雑歌、作者:安倍子祖父、舎人親王、即興、宴席、報償、伝承、誦詠、地名、吉野、奈良