第15巻3781番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3781番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3781番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 多婢尓之弖 毛能毛布等吉尓 保等登藝須 毛等奈那難吉曽 安我古非麻左流 |
訓読 | 旅にして物思ふ時に霍公鳥もとなな鳴きそ我が恋まさる |
かな | たびにして ものもふときに ほととぎす もとなななきそ あがこひまさる |
英語(ローマ字) | TABINISHITE MONOMOFUTOKINI HOTOTOGISU MOTONANANAKISO AGAKOHIMASARU |
訳 | ちょっと旅に出て、物思う時に、ホトトギスよ。しきりに鳴かないでおくれ。彼女への思いが増すではないか。 |
左注 | (右七首中臣朝臣宅守寄花鳥陳思作歌) |
校異 | – |
用語 | 作者:中臣宅守、天平12年、年紀、動物、羈旅、配流、恋情、怨恨、狭野弟上娘子 |