第15巻3733番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3733番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3733番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 和伎毛故我 可多美能許呂母 奈可里世婆 奈尓毛能母弖加 伊能知都我麻之 |
訓読 | 我妹子が形見の衣なかりせば何物もてか命継がまし |
かな | わぎもこが かたみのころも なかりせば なにものもてか いのちつがまし |
英語(ローマ字) | WAGIMOKOGA KATAMINOKOROMO NAKARISEBA NANIMONOMOTEKA INOCHITSUGAMASHI |
訳 | 彼女の形見の着物がなかったならば、何をもって私は命をつなぐことができよう。 |
左注 | (右十四首中臣朝臣宅守) |
校異 | – |
用語 | 作者:中臣宅守、天平12年、年紀、贈答、恋情、配流、羈旅、孤独、悲別、狭野弟上娘子 |