第15巻3690番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3690番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3690番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | ((到壹岐嶋雪連宅満忽遇鬼病死去之時作歌一首[并短歌])反歌二首) |
原文 | 与能奈可波 都祢可久能未等 和可礼奴流 君尓也毛登奈 安我孤悲由加牟 |
訓読 | 世間は常かくのみと別れぬる君にやもとな我が恋ひ行かむ |
かな | よのなかは つねかくのみと わかれぬる きみにやもとな あがこひゆかむ |
英語(ローマ字) | YONONAKAHA TSUNEKAKUNOMITO WAKARENURU KIMINIYAMOTONA AGAKOHIYUKAMU |
訳 | 世の中はいつもこんなふうに別れが来るものなのか。いなくなった君にはかなく思いを負いながら、私は旅を続けなければならないのか。 |
左注 | 右三首挽歌 |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、挽歌、羈旅、壱岐、雪宅麻呂、恋情、長崎 |