第15巻3653番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3653番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3653番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (至筑紫舘遥望本郷悽愴作歌四首) |
原文 | 思可能宇良尓 伊射里須流安麻 伊敝<妣>等能 麻知古布良牟尓 安可思都流宇乎 |
訓読 | 志賀の浦に漁りする海人家人の待ち恋ふらむに明かし釣る魚 |
かな | しかのうらに いざりするあま いへびとの まちこふらむに あかしつるうを |
英語(ローマ字) | SHIKANOURANI IZARISURUAMA IHEBITONO MACHIKOFURAMUNI AKASHITSURUUWO |
訳 | 志賀島の浦で漁をする海人(あまびと)、家で妻たちが心待ちしているだろうに、夜を徹して魚を釣っている。 |
左注 | – |
校異 | 比 妣 [類][細] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、地名、福岡、志賀島、叙景、羈旅、望郷 |