第15巻3646番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3646番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3646番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (佐婆海中忽遭逆風漲浪漂流經宿而後幸得順風到著豊前國下毛郡分間浦 於是追怛艱難悽惆作八首) |
原文 | 宇良<未>欲里 許藝許之布祢乎 風波夜美 於伎都美宇良尓 夜杼里須流可毛 |
訓読 | 浦廻より漕ぎ来し船を風早み沖つみ浦に宿りするかも |
かな | うらみより こぎこしふねを かぜはやみ おきつみうらに やどりするかも |
英語(ローマ字) | URAMIYORI KOGIKOSHIFUNEWO KAZEHAYAMI OKITSUMIURANI YADORISURUKAMO |
訳 | 浦辺より漕ぎ進めてきた船だが、風が激しく吹くので漕ぐのをやめ、沖合で船宿りすることにした。 |
左注 | – |
校異 | 末 未 [万葉集古義] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、大分、中津市、不安 |