第15巻3620番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3620番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3620番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (安藝國長門嶋舶泊礒邊作歌五首) |
| 原文 | 故悲思氣美 奈具左米可祢弖 比具良之能 奈久之麻可氣尓 伊保利須流可母 |
| 訓読 | 恋繁み慰めかねてひぐらしの鳴く島蔭に廬りするかも |
| かな | こひしげみ なぐさめかねて ひぐらしの なくしまかげに いほりするかも |
| 英語(ローマ字) | KOHISHIGEMI NAGUSAMEKANETE HIGURASHINO NAKUSHIMAKAGENI IHORISURUKAMO |
| 訳 | 故郷の妻が忘れられず、ひぐらしが鳴く島陰で仮の一夜をとっているよ。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、広島、倉橋島、望郷、羈旅 |

