第20巻4410番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4410番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4410番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(陳防人悲別之情歌一首[并短歌]) |
原文 | 美蘇良由久 々母々都可比等 比等波伊倍等 伊弊頭刀夜良武 多豆伎之良受母 |
訓読 | み空行く雲も使と人は言へど家づと遣らむたづき知らずも |
かな | みそらゆく くももつかひと ひとはいへど いへづとやらむ たづきしらずも |
英語(ローマ字) | MISORAYUKU KUMOMOTSUKAHITO HITOHAIHEDO IHEDUTOYARAMU TADUKISHIRAZUMO |
訳 | 大空を流れゆく雲も使いだと人は言うが、故郷の家へみやげを送ろうと思っても、どうしていいのか分からない。 |
左注 | (二月廿三日兵部少輔大伴宿祢家持) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月23日、年紀、作者:大伴家持、防人歌、望郷、悲別 |