第13巻3307番歌はこちらにまとめました。
第13巻 3307番歌
巻 | 第13巻 |
歌番号 | 3307番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 然有社 <年>乃八歳S 鑚髪乃 吾同子S過 橘 末枝乎過而 此河能 下<文>長 汝情待 |
訓読 | しかれこそ 年の八年を 切り髪の よち子を過ぎ 橘の ほつ枝を過ぎて この川の 下にも長く 汝が心待て |
かな | しかれこそ としのやとせを きりかみの よちこをすぎ たちばなの ほつえをすぎて このかはの したにもながく ながこころまて |
英語(ローマ字) | SHIKAREKOSO TOSHINOYATOSEWO KIRIKAMINO YOCHIKOWOSUGI TACHIBANANO HOTSUEWOSUGITE KONOKAHANO SHITANIMONAGAKU NAGAKOKOROMATE |
訳 | だからこそ私は八年もの間、おかっぱ髪の少女時代を過ごし、橘が上枝に実をつけるまで、じっと川底にいてあなたの心が動くのを待っていました。 |
左注 | (右五首) |
校異 | [元][天][類] / 父 文 [元][天][紀] |
用語 | 序詞 |