第12巻2991番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2991番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 2991番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 垂乳根之 母我養蚕乃 眉隠 馬聲蜂音石花蜘ろ荒鹿 異母二不相而 |
訓読 | たらちねの母が飼ふ蚕の繭隠りいぶせくもあるか妹に逢はずして |
かな | たらちねの ははがかふこの まよごもり いぶせくもあるか いもにあはずして |
英語(ローマ字) | TARACHINENO HAHAGAKAFUKONO MAYOGOMORI IBUSEKUMOARUKA IMONIAHAZUSHITE |
訳 | 母が飼っている繭が繭隠(まゆごも)りしたかのように、彼女に逢えないままだとなんと気がふさぐことだろう。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 枕詞、繭、恋情、戯書 |