第11巻2549番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2549番歌
| 巻 | 第11巻 |
| 歌番号 | 2549番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (正述心緒) |
| 原文 | 妹戀 吾哭涕 敷妙 木枕通而 袖副所沾 [或本歌<曰> 枕通而 巻者寒母] |
| 訓読 | 妹に恋ひ我が泣く涙敷栲の木枕通り袖さへ濡れぬ [或本歌曰 枕通りてまけば寒しも] |
| かな | いもにこひ わがなくなみた しきたへの こまくらとほり そでさへぬれぬ [まくらとほりて まけばさむしも] |
| 英語(ローマ字) | IMONIKOHI WAGANAKUNAMITA SHIKITAHENO KOMAKURATOHORI SODESAHENURENU [MAKURATOHORITE MAKEBASAMUSHIMO] |
| 訳 | 彼女が恋しくて流す涙は木枕を通り、袖さえ濡れてしまいました。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 通而 [嘉](塙) 通 / 歌 [西] 謌 / 云 曰 [嘉][紀] |
| 用語 | 恋情、枕詞 |

