第9巻1719番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1719番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1719番歌 |
作者 | 春日倉老(春日蔵首老) |
題詞 | 春日蔵歌一首 |
原文 | 照月遠 雲莫隠 嶋陰尓 吾船将極 留不知毛 |
訓読 | 照る月を雲な隠しそ島蔭に我が舟泊てむ泊り知らずも |
かな | てるつきを くもなかくしそ しまかげに わがふねはてむ とまりしらずも |
英語(ローマ字) | TERUTSUKIWO KUMONAKAKUSHISO SHIMAKAGENI WAGAFUNEHATEMU TOMARISHIRAZUMO |
訳 | 明るく照らし出している月を雲よどうか隠さないでおくれ、私の舟をどこで停泊させてよいやら分からないから。 |
左注 | 右一首或本云 小辨作也 或記姓氏無記名字 或称名号不称姓氏 然依古記 便以次載 凡如此類下皆放焉 |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 辨 [藍][紀][温](塙) 弁 / 放 [文][細][温] 效 |
用語 | 雑歌、作者:春日蔵首老、小辨、異伝、羈旅 |